卒業生インタビュー

印象的な授業またはプログラムを教えてください。

谷井良先生のゼミナールです。多摩地域に所在する企業に対して、新規事業を提案しました。3カ月単位で企業と連携し、グループで分析、課題発見、課題解決の提案を行い、事業企画書とパワーポイントによる資料をまとめ、企業の方たちを前にプレゼンテーションを行いました。納期が決まっている中でスケジュールを組み立て、メンバーや企業の方たちとコミュニケーションを取りながら活動していきました。決して楽なことではありませんでしたが、その達成感は凄まじく、強烈な印象に残っています。

就職活動を振り返ってみていかがですか？

高校時代に友人に向かって「俺は社長になる！」と宣言し、起業を考えるようになりました。実現には会計や戦略が必要で、その知識を得るために、明星大学経営学部に進学しました。入学当初から金融業界には興味があり、必修科目で簿記や会計を学び、ゼミではビジネスプランニングに携わり、金融に対する興味がますます高まっていきました。ゼミで事業計画書を作成した時は、賃借対照表や損益計算書などの財務諸表を一からつくり、苦労しましたが、お金の大切さを改めて実感し、就職するなら金融業界にしようと決意しました。
就活では、ひたすら面接練習に時間を費やしました。自己分析と企業分析を行い、それを自分なりの言葉で話せるように、練習を繰り返しました。友人に相手になってもらったり、一人で独り言のようにボソボソとしゃべっていたり…。その甲斐あって、面接には自信を持って臨め、自分のペースにもっていけるようなやりとりができたと思っています。

これから明星大学に入ってくる後輩にアドバイスを！

経営学部の先生方から、入学直後から「5分前行動」「荷物は椅子の下」「話を聞く姿勢」を指導されてきました。最初の頃は、面倒くさく思っていたものですが、4年も経つと習慣化して、それが普通に思うようになり、自然と身に付いたように思います。就活で、周囲は難関大の学生ばかりのなかで、社会人としてのマナーができておらず、注意されているのを見て、私たちを指導してくれた先生方には、今や感謝の念しかありません。
また、大学としては、明星大学経営学部は実践型プログラムやグループワークが多いのが特徴です。仲間と力を合わせて行動する、考えることは、社会で通用することばかりです。明星大学経営学部は自信を持ってお勧めします。