卒業生インタビュー

Interview

山梨の地域活性をめざして、大学で見につけた知識や行動力を発揮したい

白壁 歩佳さん

2022年3月卒業

就職先:クレイン農業協同組合

印象的な授業またはプログラムを教えてください。

明星大学は総合大学で、学部の垣根を越えてさまざまな人と関わり合えるカリキュラムがあり、そこに魅力を感じて進学しました。経営学科を選択したのは、高校でビジネス系列の授業を選択し、簿記やマーケティングの基礎を学んできたので、大学でより深く専門的な知識を身につけたいと思いました。少人数クラスで、グループワークが多かったことも決め手になりました。
学部の授業では、企業の提案にマッチする商品を企画・開発して、実際にお客様に販売するまでを行う科目があり、実践的で、しかも自分たちが考案したものが形になった時に、大きな達成感を得ることができました。

就職活動を振り返ってみていかがですか?

入学当初はマーケティング関連や商品開発の仕事に就きたいと考えていましたが、2年次で「多摩ブランド創生コース」を選択し、田原ゼミに所属。地域の人びとと触れ合い、「地域活性化」をメインに学ぶことで、やりがいや楽しさを見出し、過疎化が進む地元・山梨県の地域で、手助けとなるような仕事がしたいと変化していきました。
でも、自分は将来、何をしたいのか、それは明確にはならず、ずっと模索していました。そこで、3年次の夏休みには、東京と山梨で片っ端から気になる企業のインターンシップや説明会に参加。11月には山梨県で就職を決意し、帰省して本格的に就活を始めました。気になった企業には、なるべく直接出向くようにして、自分の目で確かめ、肌で感じることで、直感的に自分に合いそうな企業を探していきました。私の弱点として、人よりも緊張しがちなので、インターンシップの段階からたくさんの企業と接触したり、応募することで経験を増やし、環境に慣れるように心がけてきました。
これからは、ゼミナールでの地域活性化の活動での経験を活かし、山梨県内はもちろん、県外の方たちにも、山梨の特産品や農作物を通して魅力を発信し、地域を盛り上げられるような仕事をしてみたいと考えています。また、地域住民一人ひとりの生活に寄り添い、地元の発展に寄与していきたいと考えています。

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