卒業生インタビュー

印象的な授業またはプログラムを教えてください。

高校時代に、地元企業とのコラボで新商品を開発する授業を通して、地元企業に就職して社会に貢献するのもいいかなと、漠然と思っていました。明星大学のオープンキャンパスで、経営学科には地元に貢献するために必要な知識を学べる授業があることを知り、「これぞ、自分の進む道！　なりたい自分になれる！」と進学を決意しました。
印象に残っているのは、2年次の中島洋行先生の「工業簿記論」。簿記を学ぶには、お金の知識を得ることはもちろん、企業について調べるなど、さまざまな角度の視点が必要です。簿記を学んで以来、「この商品の原価はいくらか？」とか、「この企業の成長はどうか？」と考えるようになったのは、自分でも驚いています。この授業のおかげで、大学での学びを資格として残すことができ、「日商簿記2級」と「3級ファイナンシャル・プランニング技能士」を取得。頑張った自分を誉めたいですね。

就職活動を振り返ってみていかがですか？

就職活動を始めたのが、3年次の4月頃。入学当初は地元の企業に就職をして、地元に貢献できる仕事をしたいと考えていましたが、大学で学んだ知識を活かして、「地元の企業を支援したい」と考えるようになりました。中島先生をはじめとする先生方に相談したり、キャリアセンターの職員の方がたからアドバイスを受け、金融機関のなかでも地域に密着した「信用金庫」がよいのではないかと、方向性を示してくれました。
中島先生には自己分析の際にさまざまな指摘をいただき、面接の練習や履歴書の添削、就職試験の本番までにすべきことなど、あらゆることへのアドバイスをいただきました。キャリアセンターの方がたにも、面接練習や履歴書の添削でていねいに対応してくださいました。
志望の信用金庫の内定をいただき、いまは、内定先で簿記や経営学、マーケティングの知識、コミュニケーション能力を活かし、さまざまな状況のお客様の悩みを解決する営業の仕事をしたいと考えています。また、新たに学ぶことも忘れず、「中小企業診断士」などの難関資格にも挑戦していきたいと考えています。