卒業生インタビュー

印象的な授業またはプログラムを教えてください。

幼い頃から家族で旅行へ出かけるのが大好きで、将来は観光業に携わりたいと考えていました。経営学部には、2年次から選択制のコースがあり、そのなかで「観光・ブライダルコース」で深く学べることができると知り、迷わず進学しました。入学してみると、観光だけでなくさまざまな分野の知識を学ぶことができ、自分の中でいろいろな授業で学んだ内容をかけ合わせて、新たなアイデアを生み出せることに気づきました。
もっとも身になったと考えている授業は、「ビジネス実務応用」です。企業の協力の元、商品開発から販売まで実践する授業です。私は、日野市と姉妹都市の紫波町双方のPRを目的とした商品開発で、地域の名産品や歴史的背景の調査、顧客ニーズの把握、協力企業からの課題にも応えられる商品を提案。個人プレゼンテーションからグループワーク、グループプレゼンテーションまで、実際の商品開発さながらの過程を経験できたことにより、商品開発の魅力や難しさ、やりがいを感じることができました。

就職活動を振り返ってみていかがですか？

観光業への就職を希望していましたが、コロナ禍もあり観光業界全体の状況は厳しくなる一方でした。そこで、観光業界以外にもさまざまな業界の情報を集めて、説明会にも参加して業界ごとの動向に注目しました。そこで得られた情報を整理して、どのような企業が次に製品化したいのは何かが少しは分かるようになりました。面接試験の際に、提案することができ、感触が非常によかったです。
また、経営学部の科目である「キャリア開発」を受講したことで、履歴書の書き方やスーツの着こなしマナーといった基本から、面接練習（個人・グループ）・ディスカッションの進め方など、選考が進んでいった先の練習、さらには就活に挑む心構えなどのメンタル面なども指導していただきました。私は、この授業を受けたからこそ、就活では満足のいく結果になったと考えています。