経営学部経営学科の安岡寛道ゼミ(以降「安岡ゼミ」)は、「事業戦略の理論と実践の研究 ~戦略なき企業経営に明日はない~」を掲げ、新規事業の提案なども行っています。
その大きな取組みとして、東日本旅客鉄道株式会社(以降「JR東日本」)錦糸町駅の商業施設であるテルミナを運営する株式会社錦糸町ステーションビル(以降「テルミナ」)に向け、2025年12月22日(月)に「テルミナ × 明星経営・安岡ゼミ・コンクール」と称し、以下の提案を行いました。
今回提案したテーマは、「JR東日本の錦糸町駅ビル(1階)の催事スペースでどういったビジネスができるか?面白いアイデアとビジネスモデルを考えてほしい。」というものです。これはテルミナ1階に2026年1月に新規催事スペースが完成することに合わせた「新規催事場の活用提案」であり、相応の効果があり、かつ実現性の高い、良い提案ならば、2026年1月以降に本当に実施してくれるというものでした。このような具体的な取り組みでもあり、学生も真剣に検討し、提案しました。
お知らせ
NEWS
経営学部・安岡ゼミがテルミナ(株式会社錦糸町ステーションビル)に新規催事場の活用提案を行い、表彰して頂きました!
2026.1.8
概要
当日の内容と結果
明星大学・経営学部の安岡ゼミの3年生は、14名で4チーム(各3~4名)に分かれ、約2か月半の検討をもとに、資料作成から発表練習を行い、具体的な提案を行い、全ての質疑に応答しました。
テルミナでは、今田幸宏 代表取締役社長を始め、営業部、企画部、総務部など十数名の社員の方が各チームの発表に対して、質疑のみならず、温かいコメントを頂き、ゴールド賞(優勝)、シルバー賞(準優勝)、およびブロンズ賞(3位)のチームを表彰して頂きました。
また、今回の提案に際しては、株式会社野村総合研究所(以降「NRI」)コンサルティング事業本部の冨田勝己グループマネージャー(GM)、同じく田邊陽紀コンサルタントにも、上記のテルミナの方々と同様に参加して頂き、経営コンサルティングの観点からアドバイスを頂きました。
ゴールド賞のチーム「banana」(リーダー:伊藤怜生さん<当日病欠>、サブリーダー:重森美玲さん、メンバー:尾形晟堂さん、新井綾夏さん)は、ご当地銘酒の催事場での販売をきっかけに、行ったことのない地域へのJR東日本での誘導(観光)を提案しました。特に日本酒に詳しくない若者へガチャを通じていずれかの地域の日本酒を試飲してもらい、その地域も周知することで、ご当地の酒蔵などにも興味を持ってもらう提案を行いました。
シルバー賞のチーム「DASHI」(リーダー:金沢海都さん、サブリーダー:清野遥菜さん、メンバー:横倉寛人さん、栗原ななさん<当日病欠>)は、体験型美容イベントとして、現在のトレンドにもなる、耳つぼジュエリー、手作り香水、イタリアンチャームを順番に体験販売し、テルミナの他のテナント(店舗)への波及効果がある点も提案しました。
ブロンズ賞の「安岡ライオンズ」(リーダー:大囿侑己さん、サブリーダー:渡邉一喜さん、メンバー:神谷さくらさん)は、野球グローブの販売イベントとして、野球人口の減少と地域の過疎化を踏まえ、カラーグローブ解禁やSNS映え、体験ニーズの高まりをもとに、都市×地方(スポーツ店)連携を提案しました。また、これらの販売だけでなく、観光や人材育成、地域活性につながる社会的意義の高いモデルになること、既にはスポーツ店と話している点、他商業施設での実績を提案し、実現性の高さを示しました。
同じくブロンズ賞の「わにわにパニッ君」(リーダー:杉原明斗さん、サブリーダー:瀧澤裕希さん、メンバー:高野陽茉里さん)は、日替わり足湯として、JR東日本管内の温泉地の足湯を体験してもらいながら、各地の名物やお土産の販売し、その各地の景色をプロジェクションマッピングで雰囲気を作ることで、短時間での体験価値の提供し、その温泉地への旅行の誘導(観光)を提案しました。








どの提案も、テルミナやNRIの方々から高く関心を持って頂き、学生なりの視点でとても勉強になったとの感想を頂きました。もちろん、未だ足りないところもある中で、テルミナのテナントへの波及効果やJR東日本への誘導も多々あり、数々のお褒めの言葉も頂きました。なお、商業施設の運営は、店舗そのものではないビジネスモデルを理解して提案する必要があり、安岡ゼミの学生14名(当日出席12名)は、それらを理解した上で提案できたと考えられます。今回の機会を頂くことにより、新たな提案やその実行の難しさと共に、その提案に対して褒められる嬉しさや充実感を得たはずです。
今後もこういった機会を頂く感謝を忘れず、安岡ゼミとの協力関係のある企業との連携を通して、経営学部のみならず、明星大学の持続的な成長、協力企業の発展から社会貢献の礎の構築を目指していきたいと考えております。