経営学部中島洋行ゼミ４年生が9月22日（土）、23日（日）に東京都多摩市で開催された第21回永山フェスティバルに模擬店出店をいたしました。中島ゼミでは、原価計算、管理会計等を実践的に学ぶために、学内（星友祭）または学外で模擬店営業を行っています。本来は3年次に出店する予定が諸般の事情により4年次での出店となりましたが、この二日間の営業を行うために、半年間ゼミの時間を使って検討を重ねてきました。

　牛串班とフランクフルト班に分かれて2店舗を出店し、京王永山駅の前で両日ともに11:00～20:00まで営業を行いました。土曜日午後から日曜日にかけて晴天に恵まれ、多くの来場者を集めた永山フェスティバルですが、学生が学外で一般の方に商品を販売することは決して容易ではなく、声を張り上げて呼び掛けてもなかなか販売には至りません。それでも呼び掛けの方法を工夫し、試食品を提供するアイデアを取り入れ、需要を見ながら値下げを行うことで目標販売数近くまで到達することができました。しかし、値下げ販売をかなり行った影響で目標利益には残念ながら到達できませんでした。

　模擬店出店を通じて、商売をすることの難しさを肌で感じる一方で、お客様にご購入いただく喜びや励ましの言葉をいただくことで商売のやりがいを感じるとともに、ゼミメンバーで協力しながら出店申し込みから主催者団体との事前交渉、模擬店営業、決算までを行うことでゼミの団結力もより高まりました。教室講義では学べない多くのことを実体験から学ぶ貴重な機会となりました。

　11月2日～4日開催の第53回星友祭では3年生が模擬店（から揚げ、ベビーカステラ）を出店する予定です。