経営学部経営学科・伊藤ゼミナール(准教授:伊藤智久、以下 伊藤ゼミ)と、多摩地域市町村情報システム研究協議会の第一ブロック(八王子市、町田市、日野市、多摩市、稲城市)は、オープンデータを活用したビジネスを考えるアイデアソンを、2018年6月27日(水)に「PlanT 日野市多摩平の森産業連携センター」で開催しました。
お知らせ
TOPICS伊藤ゼミと南多摩5市によるオープンデータ・アイデアソンが開催されました
2018.7.2
伊藤ゼミによるMeisei Entrepreneurship Program
伊藤ゼミは、”未来を描き、未来をつくる”をモットーに、「事業創造力」を身につけるための体験教育に取り組んでいます。
2018年度からは「Meisei Entrepreneurship Program」と題して、未来のアントレプレナー/イントレプレナーを育成するための体験教育プログラムを開始しました。本プログラムでは、(1)博報堂グループの株式会社SEEDATA(本社:東京都港区、代表取締役:宮井弘之)と連携した「未来価値創造ワークショップ」、(2)「バイトル」などのサービスを提供しているディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:冨田英揮)と連携した「リーン・スタートアップ実践」、(3)自治体と連携した「データ活用ワークショップ」などに取り組みます。
産学公が連携し、実践的な事業開発を体験を通して学べる大変魅力的なプログラムで、伊藤ゼミの中心的な活動です。
伊藤ゼミと南多摩5市によるオープンデータ・アイデアソン
2018年6月27日(水)に、Meisei Entrepreneurship Programの一環として、伊藤ゼミと多摩地域市町村情報システム研究協議会の第一ブロックの南多摩5市共同によるオープンデータ・アイデアソンを開催しました。本アイデアソンは、オープンデータの活用の検討を通して新しいビジネスモデルを創出することを目指しています。
オープンデータは、これまで組織や業界内等でのみ利用されているデータを二次利用が可能な利用ルールで公開したデータです。オープンデータを社会で効果的に利用できる環境を整備することにより、官民のさらなる情報共有や新しいビジネスの創出などが期待されています。
アイデアソンでは、伊藤准教授の挨拶および概要説明の後に、学生が検討しているビジネスモデルについて発表がありました。続いて、日野市役所総務部情報システム課の髙橋登課長よりオープンデータに関する講演があり、学生たちはオープンデータに関する理解を深めました。その上で、アイデアソンに参加した社会人とともに、データ活用の視点から学生たちのビジネスモデルの価値向上について検討しました。学生と社会人で創出したアイデアはポスターにまとめられ、その内容を学生たちが発表しました。アイデアソン終了後は、立食形式の懇親会を開催し、学生たちと社会人で意見交換を行いました。
アイデアソンの成果は、今後のMeisei Entrepreneurship Programにおける学生たちの活動に活かされます。アイデアソンの成果が、優れたビジネスモデルの創出に寄与することを期待しています。
▼オープンデータ・アイデアソン終了後の集合写真
▼学生によるビジネスモデル案の発表
▼日野市役所の髙橋課長によるオープンデータの講演
▼学生と社会人によるアイデア検討
▼オープンデータを活用したアイデアの発表
▼アイデアソン終了後の懇親会