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谷井ゼミが(株)ドンドンアップと産学連携授業をスタート

2018.5.9

 経営学部経営学科・谷井ゼミナール(教授:谷井良、以下谷井ゼミ)は、古着の買い取り・販売店を運営する株式会社ドンドンアップ(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:岡本昭史氏)と産学連携授業を開始しました。これは、谷井ゼミのテーマである「ビジネスプランニング」の一環として取り組むもので、前期の4月から7月までの約3ヶ月間のコラボレーションを予定しています。

 株式会社ドンドンアップは、古着の買い取り・販売店「ドンドンタウン オン ウェンズデイ」を運営するリサイクルショップで、東北を中心に国内外で57店舗を展開しており、これまでにない形のリサイクルショップをコンセプトに、独自の販売システムを立ち上げ、古着リサイクルを活性化させながらCO2削減に貢献する社会貢献活動も行っています。

産学連携の狙い

 産学連携授業の初回の4月19日は、企業のビジョンとミッションを学生に説明したのち、課題を提供しました。学生はこれから3ヶ月間、株式会社ドンドンアップを担当する広告代理店の社員に扮して、同社の販促企画を開発。5月の中間発表を経て、最終的には前期授業が終了する7月に、3つの学生チームがコンペ形式で販促企画のプレゼンテーションを行います。

 今回のコラボレーションに同社は、「実際のユーザー世代である学生からの斬新な企画提案を期待している」「良い企画があれば、実際に企画を採用することで、学生の起業意識やビジネス感覚の向上につながれば」と積極的です。また、結果だけではなく、スタートから企画立案までの過程で、同社幹部とメール等でやりとりをし、実社会で重視されるビジネスマナーなどの知識の習得にもつなげてほしいと考えています。
 講義終了までの期間だけではなく、企画を提案したのちにも、さらに企画が採用されれば、運用に携わるなど新たな関わりが生まれる可能性もあるのも、今回の産学連携の新しい形です。

 谷井教授は、「ビジネスマナーも含めて、現実社会のルールを学ぶことも、産学連携授業の価値の一つだと考えています。3ヶ月間、普段自分達が顧客側として接している人気企業の社員の方々とやりとりをさせて頂く中で、今後の就職活動などにもつながるような新たな発見や、ビジネスに関する学びがあることを期待しています。」と話しています。

「持続可能な連携」をテーマに、新たにスタートした産学連携授業の新しい形にご期待ください!

▼学生に向けて社員から課題を説明

▼真剣に議論する谷井ゼミの学生

▼第1回は役員含め3人の社員の方がお越し下さいました

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